業務フローを公開したり、他の人に内容面のレビューを受ける前に、形式面のセルフチェックを行いましょう。ガイドラインの内容はこちらをご参照下さい。
入門編(2) 業務フロー記述ガイドライン
レーンの並べ方
- 主人公を中心として左側に顧客、右側に組織内の関係者を並べている
- 主人公から見て直接的な接点を持つ相手は主人公の近くに、間接的な相手は遠くになるように配置されている
時間の流れ
- 業務の順序に従い上から下へ描かれている
- 同時に起こるイベントは横並びに揃えられている
クリップの大きさ
- クリップはデフォルトの形・大きさのままで配置されている
イベントの配置
- 業務フローはイベントで始まり、イベントで終わっている
- 業務とイベントを交互に繋いだ構成になっている
- 全ての業務の前には同じレーンにイベントが配置されている
業務の粒度
命名規則
- 業務L3の名称は”[対象]を[行為]する”という命名規則に準拠している
- イベントの名称は”[対象]を[行為]した”または”[対象]が[行為]された”という命名規則に準拠している
- その他のクリップの名称は名詞で記述され、社内で一般的に通用する用語となっている
業務に対するクリップの配置
- 業務へのインプットは業務L3から見て左上に配置されている
- 業務からのアウトプットは業務L3から見て右下に配置されている
- ユーザーインターフェースは業務L3から見て右上から接続されている
分岐と合流
- 分岐シンボルが正しく使い分けられている
- 分岐したプロセスが合流する場合には、分岐時と同じ分岐シンボルで合流している